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IGUSABIの誕生
2025.08.25
IGUSABIのメンバーが集まったのは、偶然のような必然が折り重なった結果でした。
「い草業界の未来」に危機感を抱いていた時、「社会課題に向き合いたい」と願っているメンバーと出会い、また「地域の魅力やポテンシャルを、デザインを通じて社会に届けたい」と思っているパートナー企業とも出会いました。
異なる動機が一つの場所に集まり、話し合い、交差したとき、不思議な感覚が生まれました。それは足し算でも引き算でもなく、重なり合いによって新しい景色を生み出す感覚でした。
そうして、IGUSABIというブランド、それに携わるメンバーが決まりました。
転機となったのは、京都にあるカフェでの出来事でした。店内は無駄をそぎ落としたようにシンプルで、静けさが心地よい空間。
「ここはミニマルの象徴みたいな場所だね」
誰かがそう言ったとき、自然と話題はIGUSABIに向かっていました。
“い草のブランドも、こうしたミニマルな思想を大切にしたい。”
余計な装飾をせず、本質を際立たせる。そして、日本人がもともと大切にしてきた「自然とともに生きる感覚」を映し出す。
その場で交わした会話が、IGUSABIというブランドの種になった。香りや素材を通じて人を「自然体」に導く。そんな未来像が、次々と思い浮かんできました。
IGUSABIの根幹にあるのは「自然体に還ること」。数千年もの間、日本人が大切にしてきた価値観。
派手さや人工的な豊かさではなく、自然に寄り添い、必要なものだけで生きていく。現代に生きる私たちは、いつの間にか不自然な方向に進んでしまった。だからこそ、い草を通じて「自然に還る感覚」を思い出してほしい。
IGUSABIは、ただの製品ブランドではなく、気づきを与え、本来の自分へ立ち返るきっかけになる存在でありたいと思っています。
IGUSABIが歩む未来は、必ず農家への還元にもつながる。けれど、それ以上に大切なのは、本質的な価値観を社会に広げていくこと。
仲間と共に描いているのは、洗練され、研ぎ澄まされたブランドの姿です。シンプルなのに特別感があり、手にした人が「特別な体験」を感じられる存在。
IGUABIのメンバーとの出会いがなければ、IGUSABIは生まれていませんでした。い草への危機感を共有し、共に考え、未来を語った時間があったからこそ、今のIGUSABIがあります。
これから、い草を通して「自然体に還る」という気づきを届け続けたい。そして、日本人が長い時間をかけて大切にしてきた価値観を、未来につなげていきたいと思っています。
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